問題があると思わない
これはきりがありません。
わたしはできるだけ考えないようにしています。
問題があると思っていると、そのような精神エネルギーが働いて、そのような(問題がある)現実が現れてきます。
逆に問題がないと思っていると、そのような(問題のない)現実になってきます。
理屈は単純ですね。
今までは問題があると、それを解決しようといろいろと考えたりしていました。
それでは、問題があるという精神エネルギーをより増幅してしまいます。
解決しようとすればするほど、問題が起こってくることになります。
そこで新しいやり方は、問題を解決しようとしない。
もう一歩踏み込んで、問題と思わない。
問題と思っていないのですから、それを解決しようともしませんよね。
そうして頭の中では、何も問題のない状態になります。
そうなると、そのような(問題のない)現実が現れてくるようになります。
例えば、今まで問題と思っていたことが問題と思わなくなる、何で今までこんなことで悩んでいたのかなあ、といった具合です。
また、問題と思っていたことが、こちらから何もしないのにいつの間にか解決してしまった、ということが起ってきます。
これが本質的な問題解決の方法です。
自分から解決しようとすればするほど、問題があるといっているようなものなので、いつまでたっても次から次へと問題が現れてきます。
これではきりがありません。
根本的に解決するには、問題がないと思うことです。
わたしもあまり考えないことにしています。
時々気になることが浮かんできますが、ああまたこんなことを気にしている、といったん受け止めて、あとは受け流してやります。
そうすると、そのことがいつまでも頭の中に留まらなくなるようになります。
そういうふうにうまく循環していけばしめたものです。
あとは問題と思うことが起らなくなり、平穏に過ごせるようになります。
どうでしょうか、だまされたと思ってひとつやってみてはいかがでしょうか。