トラウマになった
問題の白い引き戸、確かに家の中にありました。
そこの前を通ると、ぞっとするときがあります。
トラウマといっても、そんなにひどいわけではありません。
夢のことですし、精神状態のいいときだったのが、幸いでした。
調子のわるい時なら、けっこう堪えていたと思います。
でもやはり、何でこんな夢を見たのだろうと思います。
体に衝撃が走る、というのは、こういう感じかと思いました。
あまりの衝撃で、そのときは、夢やら、なんだかわからなくなっていました。
こんなことになったのは、人の痛みを知りなさいということなのでしょうか。
トラウマになるような、衝撃を受けた人は、大勢いると思います。
交通事故や、病気、身内の死など、そんなに珍しいことではないと思います。
このところ、簡単に幸せになれるような気がしていて、調子に乗りすぎていいたのかもしれません。
トラウマを持ったまま過ごしている人は、どんなにたいへんかと思います。
自分は軽症なので、いろいろと考えることができますが、重症だと、わけがわからなくなりそうです。
やはり、乗り越えるのは、時間が必要だとは思います。
人間は忘れる動物なので、いずれは時間が解決してくれるでしょうが、立ち直るには、本人の強い意志が必要だと思います。
脳のなかに、あまりの強い衝撃で、一瞬に、トラウマの回路ができてしまったのでしょう。
それを修正していくのですから、できるのは一瞬でも、直すのは、時間がかかります。
どんなに怖いと感じても、それは、現実ではありません。
それは、ただの脳の回路があるだけです。
本当に怖いことが、あるわけではありません。
理屈はそれだけですが、現実の恐怖感は、理屈だけでは、乗り越えられないかもしれません。
でも、その恐怖感が過ぎた後は、そういうことですから、怖がる必要はありません。
そんなことを繰り返しながら、だんだんと、治っていくのでしょうか。
ともかく、いま、たいへんな思いをしている人が、大勢いるというのを、実感しました。
幸せは簡単には手に入らない方が、多いことと思います。
それでも、自分から手に入れようとすれば、何とかなります。
自分の意思が、現実をつくります。
それは、自分の左脳を通じて、具体的になるからです。
幸せになるためには、まず、幸せになろうとする意志が必要です。