毎年、この時期が近づくと、震災の時の番組や記事をよく見かけます。
昨日も、ネットで、その関係の記事を見て、また気持ちを新たにしました。
震災で、身近な人を亡くされた方の本当の気持ちは、多分わかりません。
あまりに悲惨な出来事で、その精神的傷は、一生治らないと思います。
目にはこそ見えませんが、もし見ることができれば、どんなにひどいことでしょう。
思うことはありますが、本人の前になると、何も言えないと思います。
転生輪廻はあると思っていて、亡くなられた方も、また生まれ変わってくるので、そんなに悲しまなくていいと思いますが、まだ今の段階では、こんなことも言えないと思います。
ただ、毎年思うことは、運良く震災に遭わずにすんだ者は、幸せにならなくていけないということです。
大変な思いをせずにいられているのに、ちょっとしたことで、幸せになれないと思うのは、わがままです。
今ここに、何事もなくいられている幸せを、感じなくていけないということです。
これは、ちゃんと意識しないとできません。
震災の番組や記事を見て、今の自分がいかに幸せか実感することです。
今は、私はそう思っていますが、このことを忘れないようにしなくてはと思います。
でも毎年、少し経っただけで、もう忘れてしまっています。
そして、またこの時期、認識を新たにするという繰り返しです。
ずっとはいかないと思いますが、とぎどきは思い出して、今の幸せを実感するようにします。
そして、震災に遭われた方も、少しでも、自分自身を肯定できるようになればと思います。
自分の内側に、問いかけていきます。