年度末になり、仕事が忙しくなって、課内でも、バタバタしています。
そんな中、ほかの人を見ていると、何でもないことに悩んで、時間を無駄にしているように見えることがありました。
何をやっているのだろうと思いましたが、考えてみると、ほかの人から見ると、自分も、何をやっているのだろうと見えることが、あるのではないかと思いました。
人間の悩みは人それぞれ、ということでしょうか。
ある人にとって、大変なことが、別の人にとっては、何でもないことだったり、その逆もあります。
ようは、何がいいかは、絶対的なものはないということです。
この世界は、絶対的なものは、神だけなので、それ以外になる人間は、相対的なものになります。
何がいいかは、人間では判断できないことになります。
それを、いい、悪いと騒いてしまうのは、おかしいことになります。
では何がいいかといえば、すべてを受け入れればいいというのも、一つの答えだと思います。
それなら、間違いはありません。
神様は、それができるということです。
人間は、それができません。
できれば神ということですから、人間でいるということは、できないということになります。
つまり、できなくてもいいのです。
それが当たり前です。
ただ、今はできなくても、少しでも神に近づくように、努力するというのが、基本スタンスだと思います。
この生で、できる限りのことをする、ということです。
この生で、神になろうと、大胆なことを思い込む必要はありません。
それは、多分無理です。
少しでも、近づいて、次の生につなげるということになるのでしょう。
そんなに無理をすることはないと思いますが、できる限りのことはやるということです。
ともかく、少しでもいいから前です。
今やれることを、やるだけです。