神になれば、自然体で、思いつくまま生きていればいいのでしょうが、人間はそうもいきません。
人生をまともに生きようとすると、ちゃんと考えていかなければ、大変な目に会います。
それは、今まで、思いつくままに書いてきたことを、状況に応じて、駆使していくしかありません。
「感情を選択する」、「神は細部に宿る」、「完璧な人間などいない」などのことを、意識していきます。
朝起きたら、不安な感情が起きてきて、重い気分の時、意識して、「今は一番幸せ」などを頭の中に連呼して、頭の中の気持ちを変化させていきます。
それをしていると、そのうち、本当に今が幸せだと思えるようになってきます。
毎日、同じような一日ばかりで、つまらないように思えても、細部に意識を向けてみると、テニスの素振りで、いい思いつきがあったり、昼のうどんが美味しかったり、仕事でいいアイデアが浮かんだりして、充実した一日だったような気になってきます。
テニスの試合に負けて、がっくりきている時も、細かいことに意識を向けてみると、今日はフォアはダメだったけれども、バックが思ったよりより打てたとか、知り合いと楽しい話ができたとか、いいことはあったりします。
こんな風に、細いことに意識を向けてみると、表向き大したことがなくても、素晴らしいことはいくらでもあります。
ある人のことで、イライラしたとしても、「完璧な人間などいない」と思うと、気持ちが和らいできます。
周りいるのは、人間ですから、こんなものです。
あまり期待しすぎないようにしなくてはと思います。
それは、もちろん自分にもです。
神様ではないのですから、失敗もするし、情けないこともやります。
自分にも、大目に見なくてはと思います。
こんな風に面倒ですが、いちいちフォローしていくしかありません。
残念ながら、これを死ぬまでやり続けなくてなりません。
でも、これをやらなくて、ひどい目にあうよりかマシです。
ちょっとした苦労で、楽になれるなら、これは得策です。
いろいろ試行錯誤していくしかありません。
と言っても、少しでも楽に、楽しくやれれはいいですね。