テニスは、考えてみれば、以外と人生の大きな部分を担っていることがわかります。
もちろん、体の健康にはいいです。
それにも増して、脳にもいいです。
上手くなろうとすると、脳に指令を出して、体に今までの動きと、違う動きをさせなければいけません。
これは以外と大変です。
今までやってきた打ち方は、脳にもう回路ができていて、油断すると、また昔の打ち方に戻ってしまいます。
これは、最終的には体の動きのことですが、肝心なのは、脳の働きかけです。
一旦脳にできた回路を修正するのは、なかなか難しいことです。
素振りを何回もしたりして、新しい動きを脳の覚えさせていますが、できたようで、実際ボールが飛んでくると、また戻っていたりします。
まさに、脳との戦いです。
毎週、そんなことを繰り返しています。
これなら、たぶんボケることはないでしょう。
テニスの打ち方は、一生かけても完成することはないでしょうから、テニスをやっている限り、痴呆症になることはないはずです。
この、上手くなろうという向上心がある限り続きます。
この向上心が、体も心も元気にします。
またスキーも、滑る日数は、年間数日だけなので、テニスのようにはいきませんが、スキーの一番いいところは、寒くて辛い冬に、楽しみができるということです。
スキーをやっていなければ、冬が来るのが憂鬱になりますが、スキーのおかげで、楽しみになります。
よくやってきた頃ほどの楽しみにはなりませんが、それでも、まだまだテンションが上がります。
こうやって肉体を持って生まれてきているのですから、それを楽しんでいたいです。
そのために、スピリチャルをやっているようなものです。
やはり、物質的考えでは、幸せな気持ちにはなれません。
それをバランスよくしていくために、スピリチャル的思考は大切です。
でもそれは、今を楽しむためであって、スピリチャルのためのスピリチャルではありません。
それで、うまく今を楽しめるようになれば、そのうち自然と、その上の次元に上がって行くのでしょう。
それを、今は意識することもないと思います。
また、意識しようとしても、なかなか想像もできません。
それは、自然な流れに任せていればいいと思います。
それより、今は、フォアの打ち方です。
今はこれが、頭の中を占めています。
ここを改善しないと、試合で勝ちきれません。
この向上心がある限り、人生は安泰です。
体も心も元気でいれます。
あと10年は変わらないと思います。