この不確実性の時代の生き方
外側に求めても確実なものはありません。
自分の内側の声を聞いて進んでいきます。
まずはあまり先をみないで、今ここに意識を持ってきます。
今ここから始めます。
今ここにいることを認めることから始めます。
今ここにいるのは、何か理由があって今ここにいます。
それは全く問題はありません。
今がどんな状態でもです。
問題がないと思えないないのは、自我です。
魂ではありません。
魂はつねに問題がないとわかっています。
そして今が問題でないとなると、次はこれからどうするかです。
それは自分の内側に聞いてみます。
はっきりと答えはわからないかもしれませんが、何となくこうしたいとかいう感じです。
それに従っていきます。
それが自分の進む道です。
それがスムーズにいける道です。
それが自分が前もって決めた道です。
これに従わないと逆に苦しい思いをしてしまいます。
進む予定の進路と違うと、そこに大変な思いをして引き戻されてしまいます。
頭のなかを静かにしていないと、その声が聞き取れないことがあります。
物質的な欲望、感情、外側のいろいろな出来事ばかりに意識がいっていて、内側に向けていないとそうなってしまいます。
その結果、違うほうにいってしまいます。
そのためにも、今に意識を戻します。
今がどんな状態でもいいですが、その状態を認識します。
いま自分はこんな状態だ、と確認します。
それがいい悪いは思わないようにします。
実際自我がどう感じていようと関係はありません。
ようはこれからどうなるかです。
どうしようか自分で決めていきます。
といってもあまり過剰に意識することはありません。
今の状態が認識さえできれば、あとは自然にしているだけです。
何かしなければと、あせる必要はありません。
わからなけば、じっとしています。
いままでどおりの日常をこなしていきます。
あわてて変えようとする必要はありません。
しなければいけないことがあれば、いつもの日常をやっているうちに、自然と起こってきます。
それに従ってやっていくだけです。
これはけっこう辛抱がいります。
自我は派手なことばかりに目がいってしまって、そうでない地味なことはうまくいっていないと思ってしまいます。
ほんとはこの日常の地味なことのほうが大切なのです。
これがうまくいってこそ、その先の大きなことができるのです。
それを飛ばしてやろうとすると、それを手に入れた瞬間こそは素晴らしいと感じますが、次の瞬間にはまた同じような日常が続いてしまいます。
それの繰り返しになってしまいます。
そうならないために、まず今目の前のことがベストであると思えるようになる必要があります。
それには、あまり先を見ないようにして、つねに今ここを意識して、今がベストであると思うようにします。
これはなかなか根気がいりますが、ここをクリアーしないと前に言ったことになってしまいます。
そしてこれができるようになると、どんなときでも幸せに感じることができるようになります。
幸福感は手に入れるものではなくて、ただ感じるものです。
つねにあるのですが、ただ感じられていないだけなのです。
これさえ感じられるようになれば、あとは先ほど言った、心に思うままに生きることです。
こうなれば、どんな状態であっても幸せに感じられるのですから、怖いものはありません。
外側がどんな不確実なものであっても関係ありません。
今が幸せに感じているんですから、あわてることはありません。
あとは自分の思うままに進むだけです。
あとは自分の人生を楽しむだけです。
基本的な考え方はこれでいいと思っています。
あとは実践です。
やっていくだけです。
いままではやり方がわかっていなかったために、行き当たりばったりで、大変な思いばかりしてきました。
これからはうまくやります。
あわてず、自分の内側を感じながらやっていきます。