人生の勝利者
そんなとき浮かんだのが、人生の勝利者とは3次元的な成功ではくて、この世界は自分が創っているという感覚を持てて、それを実行できることだということではないかと思えました。
もちろん3次元的な成功が必要ないといっているわけではありません。
まずこの内側の感覚があることが必要です。
この感覚があれば、平静に過ごすことができます。
自分がこの現実をつくっているのですから、自分の心さえ落ち着いていれば、現れてくる現実もそのようなものになります。
この感覚は単なる思いだけではありません。
こういった理屈を知っているだけでは足りません。
本当に自分の思いが現実として現れてくるということが体験としてわかっていて、それによって自分が現実をつくっているということに対して絶対の信頼感を持っているということです。
そうでなければ、何かあったときその考えはどこかに飛んでいってしまいます。
本などを読んでわかったつもりになっていても、本当に心に染み付いていなければ、現実では役に立ちません。
ここが大事です。
これが完全にできれば、生きている神となります。
言うまでもないことですが、私もできていません。
ただこう思うようになったのは、ほんの少しずつですが、現実の体験として感じるようになってきました。
小さいことですが、せこせこしないと思うことで、実際小さな心配事が心から消え、実際そういった現実は起こってきませんでした。
神様はこんなことでせこせこしないだろうと思い、実際にそうしなくても、ちゃんとうまくいっています。
こんなことが続くと、将来もこれでいければ何も心配することがないと思えてきました。
自分がせこせこ心配しなくて、神様のように堂々としていたら、そんな心配することは起こらないと思えています。
今は未来に対する心配はあまり感じていません。
周りから見れば大変なことと思えるようなことはあるかもしれませんが、自分の内側では大変なこととは感じないのではないかと思っています。
まだ積極的に自分の人生をつくっていくという感覚はありませんが、マイナスなことは起こらないのではないかと思っています。
といっても不安が起こらないというのではありません。
小さな不安は毎日しょっちゅう浮かんでいます。
それは気持ちのいいものではありませんが、何とか受け流すことができています。
もちろんすべてうまくいくというわけではなく、ばったりとなることもよくあります。
それでも全体的に見ると、まずまずうまくいけるようになってきました。
まだまだこれからですが、足がかりはできてきました。
この不確実性の時代において、これこそ必要なものではないかと思います。
これこそ本当にスピリチャルなものだと思います。