今日も会社に行ける>うれしい
それは夢を見たからです。
泊まるところがなくて、あちらこちらをうろついています。
下宿のあったところに行く電車に乗ろうとして、そうだいまはもう学生じゃないんだ、とまた別の電車に乗ろうとします。
それが満員でくじけてしまいます。
ほんとうに路頭に迷っているという感じでした。
ふと目が覚めて、そうだ今は会社に行っているんだ、ちゃんと行くところがあるんだ、と安心するとともにうれしい気分になりました。
会社に行くことがうれしいなんて思ったのは、初めてといっていいくらいです。
記憶にありません。
そのとき、考え方ひとつでどうとでもなるんだと思いました。
これぞ相対世界です。
絶対的ではないということです。
あと何か可能性のあった未来のひとつを見たのではないかと思いました。
誰でもそうだと思いますが、会社を辞めたいと思ったことはあると思います。
それを実行していたら、こんなふうになっていたのではと思いました。
ほっと胸を撫で下ろしました。
ちょっとぞっとしました。
ほんとそのとき、会社に行けてうれしいと思いました。
残念ながら、それからしばらくたった今はいつもと同じです。
今朝の感覚を思い出しながら書いていますが、ほとんど消えかかっています。
様子は覚えていますが、そのときの感覚がなくなっています。
あんなことは思ったことがありません。
また味わいたいのですが、その前の怖い夢はもういやです。
相対世界ではこうなるしかないのでしょうか。