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スピリチャル日記

humanspace.exblog.jp

より良い人生を送るために、新しい人間、宇宙観を考えていこうというものです

デジタル化が進むと、人は良いことをするようなる?

昨日車の修理ができるのを待っている間、iPadでキンドルの本を読んでいました。
ぱっと見てよさそうだと思っていましたが、案の定面白かったです。
著者は中国に住んでいて、そのデジタルの進歩を目の当たりに見ているそうです。

『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る』藤井 保文, 尾原 和啓著

この本によるとデジタルが進むと、オフラインがなくなって、消費者のあらゆる行動が個人のIDと結びつくようになります。
そこから膨大なデータを集め、それらを AIでデータ分析してユーザーの「信用スコア」が算出されます。
その「信用スコア」が社会に大きな影響を与えていきます。

例えば、海外の渡航ビザの取得プロセスが短くなる、賃貸物件を借りやすくなる、個人融資を受けやすくなる、婚活でモテる……など、信用スコアの普及と共に、様々なメリットができてきます。
そして中国の場合は、都市戸籍を持つ人と農村戸籍を持つ人は生まれながらにして権利が違い、農村戸籍を持つ人が都市に住もうとすると、社会保障・生活保障制度がなく、医療保険も年金もまともに受けられず、家を借りる時にも優先されないという状況でした。
そのため、上海に出稼ぎに来た農村部の人は家を借りにくかったり、仕事につきにくかったりして、生活が大変だったのですが、この「信用スコア」があれば、たとえ農村部出身でも、努力をして高い点数が得られれば、スコアを担保に信用がつくようになって、選択肢が増えるようになっています。

「信用スコア」が導入されたことで、もともとあった階級社会の格差を乗り越え、努力すればいい待遇が受けられる仕組みに是正されたと見ることもできます。
それで中国の人は「善行を積むと評価してもらえる」と考えるようになりました。
これは著者の主観ですが、信用スコアが浸透してから中国人のマナーは格段に上がったように感じられるそうです。

デジタルが進むと、プライベートがなくなっていくということです。
そういうとよくマイナスな面ばかりが強調されてしまいますが、こういうプラスの面もあるのです。
これは天国がそうなっているのではないかと思いました。

天国ではテレパシーで話していて、心の中が誰にでも全部わかってしまいます。
ですから悪いことができないのです。
それで法律などなくても、自然といいことしかしなくなるのです。

その状態にちょっと似ています。
このデジタルが進むことで、そうなるとは思えませんが、その兆候は見れます。
この本を読んでいて、そこが面白いと思いました。

デジタルが進んでいくと、プライベートが筒抜けになってしまうと言われていますが、そういういい面もあります。
それは理屈だけでなく、中国が実際そうなっているところもあります。
残念ながら人間の進化より、デジタルの進化のほうが早いと思うので、どうなっていくのか注視していきます。



by human-space | 2023-06-20 11:21 | (9)実際の生活 | Comments(0)