これぞスピリチャル
ここに出ている皆川賢太郎さんは、トリノオリンピックのスキーのスラロームで4位入賞しました。
たしかメダルまで100分の数秒差まで迫っていたと思います。
スキーに興味があったので何となく見ていたのですが、それぞスピリチャルなことだと思いました。
スピリチャルというと、瞑想や前世とか霊などそれらしき現象的なことばかりに目がいってしまいますが、現実の生活に即したことそことが大事だと思います。
もちろん現象的なことにも興味がありますが、この生活に生かされいないのでは意味がありません。
皆川さんが怪我をするまでは、スキーをすることが当たり前で、それができることの有り難みがわからなかったとか、人間としてちゃんと生きるようになれて競技に集中できるようになったとかありました。
またそれで人に左右されることもなくなって、ゆとりができてきて競技に対したも穏やかになったそうです。
それと頂上に登ろうとするのにも、それまでは最短距離で登ろうとしていたのが、周り道をしてもいいし、1回おりてからまた登ってもいいというふうにあわてないで登ればいいと思うようになったそうです。
それは頂上に登ることだけが目的ではなく、その過程を楽しみながらやっていくというように考えたのだと思います。
それはまるで人生の生き方そのものです。
悟ることが目的ですが、その過程を楽しむことこそ、一番大切なことです。
今この悟っていない状況で、いいということです。
そのためにわざわざこの面倒な3次元世界に生まれてきているのですから。
この毎日毎日が大切だということですね。
怪我という一見マイナスにみえることも、長い目で見れば必要なことだったとわかります。
楽しいことばかりが人生ではありません。
すべては自分の成長にためにある、ということのようです。