この前、NHKで再放送ですが、バレーダンサー吉田都さんの、引退までのドキュメンタリーを見ました。
本当に壮絶ですね。
アスリート以上のような気がしました。
あんなことは誰でもできないでしょうが、著名な人ほど、たいへんな思いをしています。
もちろん、普通の人だって皆んな、たいへんな思いをしています。
人間でいる限り、精神的肉体的葛藤はなくなりません。
これは避けようのないことです。
もし楽をしたければ、魂だけのまま、天国にいればいいのです。
肉体がなければ、苦しむことはありません。
前世の記憶がないので、推測で言っていますが、平和な何もない天国でずっといると、面白くなくなって、たいへんだけども刺激のある、この物質界に転生してくるのでしょうか。
そうだとすると、自業自得で、誰にも文句は言えません。
こんなことを考えていると、転生輪廻があると考える方が、理屈にあっている気がします。
一回きりの人生なら、差があるのは不平等です。
それが不満で、トラブルも起きてきます。
でも転生輪廻があるのであれば、人それぞれ神への道がいろいろあり、人によっては、より成長するために、この人生で困難なことに挑戦しているのかもしれません。
やはり自分で体験しないと、人の痛みはわかりません。
観音様の慈悲深い顔は、その痛みがわかっているのではないでしょうか。
そう考えると、転生輪廻があれば、不平等に見える現実も、全く平等ということになります。
自分の中では、この方が今の現実の矛盾を説明できます。
よくは知りませんが、最近前世の記憶を持ったまま生まれてくる子供が増えているようです。
そのうち、転生輪廻があると考えられるのが、当たり前の時代が来るのかもしれません。
それはともかく、間違いないのが、肉体のある人間である限り、苦労はついてくるということです。
感情がないといわれる動物も、弱肉強食の世界で、厳しい競争にさらされています。
苦労は当たり前と思って、あまり深刻に考えない方がいいのかもしれません。
苦労は覚悟の上ですが、それだけでは生きていくのが辛いので、バランスを取るため、楽しいことをやっていきます。
成長を妨げる、統一を外れたことはできませんが、できるだけやりたいようにやっていきます。
人生の最後だけでなく、天国に行ってからも、やり切ったと思えるように。
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